INDIRECT 関数

ここでは、Microsoft Excel の INDIRECT 関数の書式および使用法について説明します。

説明

指定される文字列への参照を返します。セル参照はすぐに計算され、結果としてセルの内容が表示されます。INDIRECT 関数を使うと、数式自体を変更しないで、数式内で使用しているセル参照を変更することができます。

書式

INDIRECT(参照文字列, [参照形式])

INDIRECT 関数の書式には、次の引数があります。

  • 参照文字列    必ず指定します。A1 形式、R1C1 形式の参照、参照として定義されている名前が入力されているセルへの参照、または文字列としてのセルへの参照を指定します。参照文字列に適切なセル参照を指定していない場合、エラー値 #REF! が返されます。

    • 参照文字列で他のブックを参照している場合 (外部参照)、そのブックを開いておく必要があります。参照先のブックを開いていない場合、エラー値 #REF! が返されます。

          Excel Online では、外部参照はサポートされていません。

    • 参照文字列で行制限 1,048,576 または列制限 16,384 (XFD) を超えるセル範囲を参照している場合、エラー値 #REF! が返されます。

         この動作は、Microsoft Office Excel 2007 より前の Excel バージョンとは異なります。前の Excel バージョンでは、制限超過を無視して値を返します。

  • 参照形式    省略可能です。参照文字列で指定されたセルに含まれるセル参照の種類を、論理値で指定します。

    • 参照形式に TRUE を指定するか省略すると、参照文字列には A1 形式のセル参照が入力されていると見なされます。

    • 参照形式に FALSE を指定すると、参照文字列には R1C1 形式のセル参照が入力されていると見なされます。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ

B2

1.333

B3

45

高橋

10

5

62

数式

説明

結果

'=INDIRECT(A2)

セル A2 の参照セルの値を返します。参照先はセル B2 で、値 1.333 が含まれます。

1.333

'=INDIRECT(A3)

セル A3 の参照セルの値を返します。参照先はセル B3 で、値 45 が含まれます。

45

'=INDIRECT(A4)

セル B4 に "高橋" という名前が付けられているので、その定義された名前の参照先はセル B4 で、値 10 が含まれます。

10

'=INDIRECT("B"&A5)

"B" を A5 に含まれる値である 5 に結合します。これにより、値 62 を含む B5 を参照します。

62

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