ページ ビューアー Web パーツを使って、Web パーツ ページ上の Web ページ、ファイル、フォルダーを表示できます。ハイパーリンク、ファイル パス、フォルダー名を入力して、コンテンツへのリンクを指定します。
注:
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ページ ビューアー Web パーツを使えるのは、HTML の IFRAME 要素をサポートするブラウザーのみです。
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ファイルやフォルダーを表示するには、Microsoft Internet Explorer が必要です。
この記事の内容
ページ ビューアー Web パーツの使い方
ページ ビューアー Web パーツを使うと、次のコンテンツを表示できます。
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Web パーツ ページのニュース概要専用セクションにあるお気に入りのインターネット ニュース ソース
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定期的に確認が必要なネットワーク サーバー上のアクティブなワーク グループ ファイルの一覧
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一般に使うドキュメントやスプレッドシート
ページ ビューアー Web パーツで Web パーツ ページに Web ページを表示する方法
HTML IFRAME 要素を使うと、ページ ビューアー Web パーツのリンクされたコンテンツは、Web パーツ ページのその他のコンテンツから切り離されます。この要素によって、ページ ビューアー Web パーツのコンテンツとして表示されるすべての HTML 要素と、Web パーツ ページのその他の HTML 要素との競合は発生しなくなります。たとえば、Web パーツ ページに HTML FORM 要素が既に含まれている場合、リンクされたコンテンツに HTML IFRAME 要素内にない HTML FORM 要素が含まれていると、そのページは正しく表示されません。
ページ ビューアー Web パーツは、ページのその他の部分とは非同期的にコンテンツを表示します。 つまり、リンクからのコンテンツ表示に時間がかかっても、そのページの他の Web パーツを表示して利用できます。
ページ ビューアー Web パーツのカスタム プロパティ
ページ ビューアー Web パーツのカスタム プロパティは、以下のとおりです。
注: 個人用ビューでこれらのカスタム プロパティを表示したり編集したりすることはできません。
プロパティ |
説明 |
Web ページ、フォルダー、またはファイル グループ |
ページ ビューアー Web パーツに表示するコンテンツの種類を指定します。 次のいずれかを選びます。
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リンク |
ページ ビューアー Web パーツに表示するコンテンツにリンクするハイパーリンク、フォルダー、またはファイルを指定します。
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Web パーツの共通プロパティ
すべての Web パーツは、表示、レイアウト、および詳細な特性を制御するための一連の共通プロパティを共有しています。
注: ツール ウィンドウに表示される共通の Web パーツ プロパティは、いくつかの理由で、このセクションに記載されている内容と異なる場合があります。
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ツール ウィンドウの [詳細設定] セクションを表示するには適切な権限が必要であるため。
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Web パーツの開発者によって、特定の Web パーツの共通のプロパティが非表示に設定されていたり、ツール ウィンドウの各セクション ([外観]、[レイアウト]、[詳細設定]) に、以下の表にはないプロパティが作成され、表示されている可能性もあるため。
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一部の権限やプロパティの設定によって、Web パーツのプロパティが無効または非表示になっているため。
外観
プロパティ |
説明 |
タイトル |
Web パーツのタイトル バーに表示される Web パーツのタイトルを指定します。 |
高さ |
Web パーツの高さを指定します。 |
幅 |
Web パーツの幅を指定します。 |
枠の状態 |
Web パーツ ページを開くときに、Web パーツ全体をページ上に表示するかどうかを指定します。既定では、枠の状態は [標準] に設定され、Web パーツ全体が表示されます。枠の状態を [最小化] に設定すると、タイトル バーだけが表示されます。 |
枠の種類 |
タイトル バーや Web パーツ フレームの枠線を表示するかどうかを指定します。 |
レイアウト
プロパティ |
説明 |
非表示 |
Web パーツ ページを開くときに、Web パーツを表示するかどうかを指定します。このチェック ボックスをオンにした場合、自分でページをデザインしているときにのみ Web パーツが表示され、タイトルには "(非表示)" という接尾辞が追加されます。 Web パーツ接続を介して他の Web パーツにデータを提供する際、Web パーツそのものは表示しないようにする必要がある場合、Web パーツを非表示にすることができます。 |
方向 |
Web パーツのコンテンツにおける文字の方向を指定します。たとえば、アラビア語は右から左に記述され、英語を含むほとんどの欧州言語は左から右に記述されます。Web パーツの種類によっては、この設定を使用できないことがあります。 |
ゾーン |
Web パーツを配置する Web パーツ ページの領域を指定します。 注: Web パーツ ページの領域は、領域を変更する権限がない場合、リスト ボックスに表示されません。 |
領域のインデックス |
領域に複数の Web パーツが存在する場合に、その領域内の Web パーツの位置を指定します。 順序を指定するには、テキスト ボックスに正の整数を入力します。 領域内の Web パーツが上から下に配置されている場合、値 1 は Web パーツが領域の最上部に表示されることを意味します。領域内の Web パーツが左から右に配置されている場合、値が 1 の Web パーツが領域の左に表示されます。 たとえば、上から下に配置されている空の領域に Web パーツを追加する場合、領域のインデックスは 0 です。領域の一番下に 2 つ目の Web パーツを追加する場合、領域のインデックスは 1 になります。2 つ目の Web パーツを領域の最上部に移動するには「0」と入力し、1 つ目の Web パーツについては「1」を入力します。 注: ゾーン内の Web パーツにはそれぞれ、ゾーンのインデックスとして一意の値が割り当てられている必要があります。したがって、現在の Web パーツの領域のインデックス値を変更すると、その領域内の他の Web パーツの領域のインデックス値も変更される可能性があります。 |
詳細設定
プロパティ |
説明 |
最小化を許可する |
Web パーツを最小化できるかどうかを指定します。 |
閉じるのを許可する |
Web パーツを Web パーツ ページから削除できるかどうかを指定します。 |
非表示を許可する |
Web パーツを非表示にできるかどうかを指定します。 |
領域の変更を許可する |
Web パーツを別の領域に移動できるかどうかを指定します。 |
接続を許可する |
Web パーツを他の Web パーツに接続できるかどうかを指定します。 |
個人用ビューでの編集を許可する |
Web パーツのプロパティを個人用ビューで変更できるかどうかを指定します。 |
エクスポート モード |
この Web パーツに関してエクスポートを許可するデータのレベルを指定します。構成によっては、この設定が利用できない場合もあります。 |
タイトル URL |
Web パーツについての追加情報を含むファイルの URL を指定します。Web パーツのタイトルをクリックすると、このファイルが別のブラウザー ウィンドウに表示されます。 |
説明 |
Web パーツのタイトルまたは Web パーツのアイコンをマウスでポイントしたときに表示するヒントを指定します。このプロパティの値は、サイト、仮想サーバー、Web パーツ ページのような Web パーツ ギャラリーで、ツール ウィンドウの [Web パーツの検索] メニューの [検索] を使用して Web パーツを検索するときに使用されます。 |
ヘルプ URL |
Web パーツについてのヘルプ情報を含むファイルの場所を指定します。Web パーツ メニューの [ヘルプ] をクリックすると、ヘルプ情報が別のブラウザー ウィンドウに表示されます。 |
ヘルプ モード |
Web パーツのヘルプ コンテンツをブラウザーでどのように表示するかを指定します。 次のいずれかを選びます。
注: カスタムの Microsoft ASP.NET Web パーツでこのプロパティがサポートされている場合でも、既定の Windows SharePoint Services 3.0 ヘルプ トピックは、別のブラウザー ウィンドウでしか表示されません。 |
カタログ アイコン画像の URL |
Web パーツの一覧で Web パーツ アイコンとして使用する画像が格納されたファイルの場所を指定します。画像のサイズは 16 × 16 ピクセルである必要があります。 |
タイトル アイコン画像の URL |
Web パーツのタイトル バーで使用する画像が格納されたファイルの場所を指定します。画像のサイズは 16 × 16 ピクセルである必要があります。 |
エラー メッセージのインポート |
Web パーツのインポートで問題が発生した場合に表示されるメッセージを指定します。 |