ウイルス対策ソフトウェア、ファイアウォール、またはプロキシ設定が原因で Office のインストールが失敗する場合に、これらのエラーのいずれかが表示されます。 この問題を解決するには、以下の操作を試してください。 最も一般的な、オフライン インストーラーを使用した Office のインストールから解決策を順に説明していますので、上から順番に実施してください。
1 - コンピューターを再起動してから Office を再インストールする
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コンピューターを再起動します。
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Microsoft 365 を再インストールします。
Office を再インストールするには、インストールするバージョンを選択し、その手順に従います。
2 - オフライン インストーラーを使って Office をインストールする
Microsoft 365 のオフライン インストーラーは、Microsoft 365 のインストール実行中に発生する可能性のあるプロキシ、ファイアウォール、ウイルス対策ソフトウェア、またはインターネット接続の問題を回避するのに役立ちます。
オフライン バージョンの Microsoft 365 をインストールする手順については、「Office のオフライン インストーラーを使う」を参照して、お使いの Office のバージョンに対応する正しいタブを選択します。
3 - ケーブル接続を使用する
インターネットとの接続でケーブルを使っていない場合は、デバイスにケーブルを接続して、再度 Office のインストールを試してください。
4 - 別の場所からインストールする
職場または学校でインストールしている場合、ネットワークが制限されて、Office のインストールが失敗することがあります。 その場合は、デバイスを自宅、知人宅、またはワイヤレス ホットスポットに持参し、もう一度 Office のインストールを試してください。
注: 会社または学校から Office をインストールする必要がある場合、ネットワークの制限に対処できるように、IT 部門によるサポートが受けられることがあります。
5 - プロキシ設定を一時的に無効にする
デバイスを自宅と仕事の両方で使用している場合は、Microsoft 365 のインストール前に Microsoft Edge または Internet Explorer のプロキシ設定をオフにします。 その他のブラウザーを使用している場合は、ヘルプなどを参照してプロキシ設定をオフにする方法を確認してください。
Microsoft Edge
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左下にある [スタート] ボタン をクリックして、[設定] を選択します。
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[ネットワークとインターネット] を選び、左側の選択項目の下端に移動して、[プロキシ] をクリックします。
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[自動プロキシ セットアップ] を [オン] または [オフ] にして、設定を自動的に検出するか、セットアップ スクリプトを使用します。
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[手動プロキシ セットアップ] では、プロキシ サーバーの使用を選択できます。 オフにするのが一般的であり、[オン] にする場合は忘れずに [保存] を選択してください。 また、オンにする前に既定でオフになっていた場合は、使い終わったら、必ず [オフ] に戻してください。
Internet Explorer 7、8、9、10、11
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Internet Explorer で、[ツール] (右上隅)、[インターネット オプション] の順にクリックします。
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[接続] タブをクリックし、[LAN の設定] ボタンをクリックします。
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[プロキシ サーバー] の [LAN にプロキシ サーバーを使用する (これらの設定はダイヤルアップまたは VPN 接続には適用されません)] オプションをオフにします。
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[適用]、[OK] の順にクリックして、変更を保存します。 コンピューターを再起動します。
注: バイパスする必要のあるプロキシ設定が他にも存在している場合があります。 職場や学校で Office をインストールしており、前述の方法でも問題が解決しない場合は、IT 部門に問い合わせて詳細をご確認ください。 IT 管理者の方は、「Microsoft 365 の URL と IP アドレスの範囲」を参照してください。
6 - ウイルス対策を一時的に無効にする
ウイルス対策ソフトウェアをオフにする方法についての情報は、製造元の Web サイトを確認してください。 ウイルス対策ソフトウェアをアンインストールすると、問題を回避することもできます。 その場合は、Office のインストール後に再インストールすることを忘れないようにしてください。また、ウイルス対策ソフトウェアをオフにした場合は、再びオンにしてください。
使用しているウイルス対策ソフトウェアが不明な場合は、次の手順でコントロール パネルを表示して、ウイルス対策ソフトウェアの名前を探します。
ヒント: Windows 10 では、既定のウイルス対策ソフトウェア Windows Defender が付属しています。 これを使用する場合は、[スタート] ボタン、[設定]、[更新とセキュリティ] の順に選択し、左の Windows Defender を選択します。 ボタンをスライドして [オフ] にします。 [オン] に戻すことを忘れないでください。
- オペレーティング システムを選択する
- Windows 11 と Windows 10
- Windows 8.1
- Windows 7
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[スタート] メニューの検索ボックスで「コントロール パネル」と入力して、検索結果から [コントロール パネル] を選択します。
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次のいずれかの操作を行います。
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[カテゴリ] 表示では、[システムとセキュリティ]、[セキュリティとメンテナンス] の順に選んでから、[セキュリティ] の横の下矢印を選びます。
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[大きいアイコン] または [小さいアイコン] 表示では、[セキュリティとメンテナンス] を選んでから、[セキュリティ] の横の下矢印を選びます。
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Windows でウイルス対策ソフトウェアが検出された場合は、[ウイルス対策] の一覧に表示されます。
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左下にある [スタート] ボタン を右クリックして、[コントロール パネル] を選び、コントロール パネルを表示します。
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次のいずれかの操作を行います。
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[カテゴリ] 表示では、[システムとセキュリティ]、[アクション センター] の順に選んでから、[セキュリティ] の横の下矢印を選びます。
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[大きいアイコン] または [小さいアイコン] 表示では、[アクション センター] を選んでから、[セキュリティ] の横の下矢印を選びます。
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使用しているウイルス対策ソフトウェアが Windows で検出されていると、[ウイルス対策] の一覧に表示されます。
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左下にある [スタート] ボタン 、[コントロール パネル] の順に選んで、コントロール パネルを表示します。
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次のいずれかの操作を行います。
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[カテゴリ] 表示では、[システムとセキュリティ]、[アクション センター] の順に選んでから、[セキュリティ] の横の下矢印を選びます。
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[大きいアイコン] または [小さいアイコン] 表示では、[アクション センター] を選んでから、[セキュリティ] の横の下矢印を選びます。
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使用しているウイルス対策ソフトウェアが Windows で検出されていると、[ウイルス対策] の一覧に表示されます。
7 - ファイアウォールを一時的に無効にする
別の製造元のファイアウォールを使用している場合は、製造元の Web サイトでファイアウォールを一時的に無効にする方法を確認してください。 Windows ファイアウォールの場合は、以下を参照してください。
Windows 11 と Windows 10
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「Windows ファイアウォールを有効または無効にする」を参照してください。
Windows 8.1、Windows 7 の場合
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「PC をウイルスから保護する」の「Windows ファイアウォールを有効または無効にする」までスクロールしてください。